公式Twitter OPEN! 製品の最新情報や役立つ情報を配信 >>

LoRa規格について

当社がロングレンジ発信機で使用しているLoRaモジュールについて説明します。

LoRa は LPWA (Low Power Wide Area) の一種で、無線変調にチャープ・スペクトラム拡散を使用することで微弱な信号でも通信ができ、低消費電力で長距離通信が可能です。

通信距離

通信距離は、見通しの良い環境であれば数10km程度、市街地レベルでも数km程度の通信が可能です。
通信距離はアンテナの設置場所、障害物の有無等使用環境によって大きく変動します。

当社製発信機で見通し30Kmの通信に単三電池3本で成功しています。

低消費電力

デバイス側に求められる電池駆動で長期稼働を実現させる低消費電力化が可能です。我が社の発信機では単三電池3本で4日間の連続送信に成功しています。

免許不要

国内では920MHz帯周波数を使用し特定小電力無線局のため、免許の取得が不要です。

インターネット回線に接続するサービスもありますが、当社はLoRaモジュール間のみで通信を行い、ランニングコストをゼロにしています。

レピータ

当社開発のレピータ(中継)装置を利用することで、ほぼ無感エリアをゼロにすることが可能です。

同一チャンネルで、レピータを介して個々の発信コードを受信できます。1台の受信機でダイレクト受信もレピータ受信も可能ですから装置コストを抑えることが可能です。

当社ではこのモジュールで罠用発信機とか防災用システムに利用して、広範囲をカバーするローコストシステムの開発を推し進めていきます。

低価格

LoRa規格の通信機器は一般的に数十万円で販売されています。

当社製品は罠用発信機では1万円台、受信機で2万円台、レピータは3万円台となっております。

高性能製品を安いコストで利用いただけます。

タイトルとURLをコピーしました